視点・論点「内向き日本にさようなら」(新潟県立大学学長 猪口孝)

・ 日本は本当に内向きになっている。読むものを見ると日本の歴史、伝記、自然、文化ばかり読んでいる。これが低迷の原因でもある。

・ 日本は自発的鎖国の時代に入っているといった人(酒井順子)がいた。グローバル化の結果、現地企業は管理職さえ外国人となっており、一方日本人学生を新規採用しないようになっている。

・ 新しい局面を迎えてどう対応するかという考え方が日本企業にない。

・ 一人ひとりが専門に縛られており、その専門も危うい。

受験英語はやめて、自力で上達する。大学に入ってからは英語を完璧にするような形にしなければならない。公務員も英語力は必要。

・ ここ20~30年日本は変わっていない。その間に中国は変わった。