2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
夏の風物詩といえば金魚、その金魚をさまざまな水槽で、しかも音楽や光や映像による演出を加えて展示する催しだった。 日本橋という地の利もあり、来場者は平日夜にしてはとても多かった。「めざましテレビ」で紹介されたようでコマーシャル効果もあったよう…
太平洋戦争の終戦を5日後に控えた日、福岡の青年吉村修は、上官の命令により捕虜となったアメリカ兵を日本刀で処刑する。彼は、終戦後名前を隠して逃亡することを指示され、何かあったときには自決できるよう拳銃を持たされる。 逃亡を経て彼は、多治見の製…
日本橋の欄干には翼を持つ伝説の麒麟像がある。ある夜、この像のたもとに男性がナイフで刺され倒れているのが見つかる。倒れていたのは、メーカーの部長青柳武明(中井喜一)であった。彼は血に染まった白い折鶴を麒麟像に捧げながら亡くなった。 一方、この…
盛夏に行われたこの催しは「東京文化発信プロジェクト」という東京都主催の企画で、第一部は落語を三席、そしてこれに続いて花街のおどりとして新橋と赤坂の芸者衆による踊りが披露された。 柳亭市馬「七段目」、芝居好きの若旦那は何をやっても芝居がかって…
地元の習志野文化ホールには、舞台上手にパイプオルガンが据え付けられている。これはドイツのベッケラート社が製造したオルガンで、日本では最初か二番目に設置されたものらしい。 パイプオルガンもたまには聴きたくなる。最近、映画『惑星ソラリス』で、バ…
未来都市メトロポリスでは、資本家と労働者の格差が広がり、労働者たちは地下の機械室で巨大な機械を相手に非人間的な労働を繰り返し、うなだれる毎日を送っていた。 資本家の息子フレーダーは、父親フレーダーセンの富を背景に享楽的な日々を過ごしていたが…
惑星ソラリスは一面の海に覆われており、地球からその研究のためソラリスの軌道上を周回する宇宙ステーションに三人の研究者が送り込まれている。しかしソラリスでは、行方不明者の探索に向かった飛行士バートンが錯乱状態で帰還したり、ステーションからの…
浅草演芸ホールは初めてだったが、まあともかくずいぶんと老朽化したホールで、次から次へと芸人が登場する。一人あたりの時間が短いのかしら。 一階はほぼ満席で仕方なく二階へ回ったが、舞台を上から見下ろすというのも、落語や漫才のように直接観客に語り…
このコンサートは、デビュー30周年を迎え、国連平和大使でもある奏者が、九州から北海道まで浦上天主堂や本願寺など各地の宗教施設を会場として行うもので、いくつかの会場では無料で開催されている。この東京のコンサートだけは、宗教施設ではなく紀尾井ホ…