2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バレエ『白鳥の湖』新国立劇場

前回、6月25日にこの公演を観てきたばかりである。だが、内容が充実しておりすばらしかったという印象が強く、期間中にもう一度観ておきたいと思い、再び新国立劇場を訪れた。 電話で当日の残席状況を確認したところ、C・Dなら何とか大丈夫とのことだった…

バレエ『白鳥の湖』新国立劇場

日本を代表するオペラハウスである新国立劇場については、興味がありつつも少し離れた初台にあるため、これまで訪れる機会がなかった。しかし、偶然ホームページで確認したところ、中高生当時にはその旋律を頭の中で再現できるほど聞き込んだバレエ『白鳥の…

歌舞伎『生きている小平次/三人形』歌舞伎座

強い雨が降りしきる中ではあったが、週末らしい手ごたえも欲しいと思い歌舞伎座夜の部最終へ出かけた。 雨ということもあり一幕見の客は10名程度しかなく、しかも半数以上が外国人だった。 さて、『生きている小平治』だが、こんな話だった。役者である小平…

歌舞伎『神霊矢口渡』国立劇場

思い立って国立劇場に行くことにした。国立は初めてである。 半蔵門が最寄り駅だが、西船橋から東西線で九段下まで、その後半蔵門線に乗り換えて一つ、ほぼ1時間程度で到着することができた。午後7時からという遅い時間からの始まりだが、金曜日であるせいか…

豊かさについて

豊かさについて考えているわけだが、これについて当然ながら経済的な価値であれこれいうこと自体あまり意味がない。したがって経済学でも人間の豊かさについて、貨幣的価値の増加という側面について言及していても、じゃあ一体なんだということについては、…

死への恐怖は誰でも持っており、誰もがそれを迎える。

おそらくそれを迎えるとき、一部の人を除き人間はもっとも苦しむだろうと思う。ただ、それを考えていま生きていることに対し希望を失ってしまうのは、少し違うのではないか。 死の間際の人間はおそらく人事不省の状態にある。したがって、その瞬間と、行き続…