2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今回のMETの椿姫は演出が一風変わっている。ミラノ・スカラ座で使われるような、貴族のサロンやパリのアパルトマンなどを再現する伝統的な舞台装置は用いず、ぐるりと囲む高さ数メートルのコンクリートの壁と大きな時計、そしてソファーが舞台装置のすべて。…
今日の寄席では、相変わらずの軽妙さで桃月庵白酒が観客に受けていた。語り口が面白く飽きさせない。 中入り後の昭和のいる・こいる、ツッコミ役はずいぶんお疲れで大丈夫かしら、という雰囲気だったが、いつもの定番のネタのやり取りながらこれも受けはよか…
本日のプログラムは、プロコフィエフ交響曲第一番と前夜祭でも聞いたショスタコーヴィチピアノ協奏曲第一番である。 プロコフィエフの交響曲は、全体として伝統的な作風で、いつもバレエ音楽で耳にしている「プロコフィエフらしさ」をあまり感じとることがで…
ロココ調全盛期のフランスの画家ユベール・ロベールの作品を集めた展示で、ほかに同時期のオノレ・フラゴナールやフランソワ・ブーシェの作品なども併せて展示されていた。 赤いチョークを使った習作が多かった。念入りに習作を行い、その上で油絵として大判…
今日は前夜祭ということで、まずは『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』といったおなじみのバレエ音楽を、東京都交響楽団による演奏から始まった。いつもはオーケストラピットからの演奏を聴いているわけだが、今日は舞台上からの演奏ということで響きもひとき…