古代遺跡を調査するなかで、それら壁画に共通して取り上げられている図案が発見される。それはある配列を示すものだったが、宇宙のかなたにこれに酷似した星の配列が見出される。この地に人類の起源を解き明かすヒントがあるのではないかとの推測に基づき、…
1979年11月に発生したイランアメリカ大使館襲撃事件を題材に映画化した作品です。イランの群衆により占拠された現場からアメリカ大使館員6名が脱出します。彼らは数十日にわたってカナダ大使公邸に潜伏しますが、そろそろ限界に近づいていました。もしイラ…
北朝鮮の特殊部隊がホワイトハウスを制圧、大統領、国防長官らを人質に、朝鮮戦争を再開させるため、アメリカに朝鮮半島の軍を撤退させる要求を行う。以前大統領のシークレットサービスを務めた男がたった一人でこの特殊部隊に立ち向かう。 ■感想(個人的評…
今日は、2月歌舞伎の千穐楽でした。2月歌舞伎は、お馴染み「白浪五人男」の通し狂言です。 火曜日ではありましたが、客席はほぼ満席だったのではないでしょうか。それなりに休める人でないと来ることはできません。 この演目は「分かりやすい」「さっぱり…
証券会社で経験を積みながら自ら会社を興し、卓越したセールス能力を武器に莫大な資産を形成する男の物語で、実在の人物をモデルにした映画です。 ■感想(個人的評価:★----) 300分という長い映画ですが、ほとんど半分近くは社員を集めての乱痴気パーテ…
丸の内にあるレンガ造りの三菱一号館美術館では、現在『ザ・ビューティフル』という英国の唯美主義をテーマとした美術展が行われています。 唯美主義は、19世紀末の英国で、とりわけ日々の生活で利用する家具調度などに、古代ギリシャや東洋的な美を反映させ…
断捨離という言葉、とても長いブームとして続いているように思います。 ブームの発端となった、やましたひでこさんの『新・片付け術 断捨離』が2009年12月の出版ですから、現時点(2014年1月)で、かれこれ4年が経過したことになりますね。 日本家屋は一人あ…
正月の歌舞伎座に新作登場です。井上ひさし原作に基づいて歌舞伎化された作品で、駆け込み寺である鎌倉の東慶寺を舞台にした楽しいお話でした。 舞台のよく変わる狂言で、鳥の声など効果音を使うところも歌舞伎らしからぬところがありました。ですが、筋立て…
キエフ・バレエ、日本でも特に公演の機会の多い海外バレエ団で、今年も12月から1月中旬までのロングランで日本公演を行っています。キエフ・バレエというのは通称で、正式には、タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエという名称とのことです。 今…
今年は、自分の中であまりテーマが見つからない一年でしたが、それなりに観劇はしていたようです。 バレエ、歌舞伎・・・古典は筋も知っているし見やすい、ということはあったのでしょう。 さて、そうした観劇でも部分部分では、瞠目するような場面もありま…
今年見た映画の中で秀作(前年以前の公開作品やDVDにより視聴したものを含む)を選んでみました。 まず、初めに申し上げますと、今年は映画をほとんど見なかったです。なぜなのか分かりませんが、例えば「SFを観たい」などというモチベーションがないと集中…
これは・・・スゴイ! 映画の最初から最後まで口をあんぐり開けて、過呼吸になり、締め付けられる思いで観た映画はこれが初めてではないかと思います。 スペースシャトルやISSなど宇宙空間における船外活動に焦点をあてた映画ですが、高度の3D技術、カメラの…
今年も残すところ少なくなってきましたが、都内を中心にいろいろなレストランに伺いました。 とくにレストランウィークなどの機会を活用できたのが多くのレストランに伺うことになったきっかけになったと思います。 やはり順位などというものはないのですけ…
久しぶりに歌舞伎座ライブビューイングが行われました。2009年以来とのことなので4年ぶりということですね。 やはり年末を少しでも特別なものにしたい、という気分の表れなのか、歌舞伎座の1階席を開放して行われたこの催し、チケットの売れゆきは上々だっ…
このコンサートでは、鈴木優人さんのパイプオルガン、ラディスコフ・コズデルカさんのトランペット、そしてバッハ・コレギウム・ジャパンの合唱を組み合わせ、クリスマスにちなんだ曲が多く演奏されました。 とくに後半では、イエスが生まれたときのエピソー…
封切りなったばかりの映画です。 映像技術が見事で、当時の空戦の模様や空母の動きなどがあたかも現場で見ているかのように再現されています。 これを観ると、戦争そのものは否定されなければならないとしても、われわれ日本人の祖先がこのために作り出した…
放蕩の生活を送っていた若かりし頃の利休であるが、あるとき高麗からさらわれてきた若い女を見かける。 女はもともと朝鮮王室の血を引く高貴な出自であったが、さらわれて監禁され殿様の側室にさせられようとしていた。 利休は、全く出された食事をとろうと…
先月の顔見世に引き続き、今月の歌舞伎座も『仮名手本忠臣蔵』通しでやっています。 先月は「大序・三段目」を観ましたので、配役は全く違いますが四段目から観ることとしました。 と言っても、本当は改めて大序から観るはずが、寝坊によりそうなってしまい…
今年イオンシネマ系で行われているシアタスカルチャーでは、ボリショイバレエ団の公演が6つも上映されます。 すでに『海賊』『スパルタクス』が上演され、今日はクラシック中のクラシック『眠れる森の美女』です。 主演がザハロワというのも「観たいなー」…
ユース・アメリカ・グランプリ(以下「YAGP」という。)は若者を対象としたバレエコンクールで、本選はニューヨークで行われますが、世界各国で予選が行われ、これを突破すると本選に参加できます。 バレエが盛んなわが日本でも予選がありますが、これは毎年…
今年の、と言いますか、新歌舞伎座初めての顔見世歌舞伎は通し狂言『仮名手本忠臣蔵』です。 今日は朝から雨が降っていたのでそんなに混まないかな、と10時くらいに行くと(前回は10時30分でもうダメだった。)、なんと前回以上の長蛇の列ができていました。…
今年も秋の銀座の風物詩、こども歌舞伎が行われました。 銀座6丁目の泰明小学校の歴史ある校舎を背景に、中央区の小学生たちが、『口上』を行い、『三人吉三巴白浪』そして『白浪五人男』の各演目を披露しました。 この一座の舞台は昨年初めて見たのですが…
この歴史あるコンクール、台風による影響も危ぶまれたけれど無事開催となりました。 三次の予選を勝ち進んだ四名が、今日の本選、それぞれが選択したピアノ協奏曲によりその力量を競います。 東京オペラシティコンサートホールは初めてです。 三角形の天井が…
最近は、ライブビューイングが本当に充実してきました。 今シーズンは、イオンシネマでのライブビューイング(シアタスカルチャー)に、これまでのイギリス・ロイヤルバレエに加え、ロシア・ボリショイバレエが加わることになったのです。 世界の名だたるバ…
ルノワールの晩年を描いた作品でした。 ストーリーはさておき・・・、コートダジュールの森の情景、光のとらえ方など印象派の絵画を意識した作品だったと思います。 晩年を迎え、身体の不調に悩まされながら、さらに素晴らしい作品を意識して探求し続けたい…
先週「四の切」を観たばかりですが、今日はひとつ前に上演される「すし屋」です。 一幕見席でしたが、今日は連休の中日で天気もいいこともあって、朝から歌舞伎座は大賑わいでした。 本当は第一幕の「渡海屋・大物浦」を目当てにしていましたが、10時40分に…
千葉市民会館は、今年も満席近かったです(当日券もあったようです)。金曜日の夜ということでみなさん非日常を求めるのかも知れません。 さて、今日の噺はまず『宮戸川』、ふだんはあまり印象に残らないお花と半七の言葉のやり取りが、とても印象に残った。…
歌舞伎座、久々でした。今年の4月に新装なってからは初めてです。 ずいぶんきれいになったなあという印象です。一幕見席でしたが、「あれ、花道も少し見える」とちょっとした驚きもありました。 雨で日曜日最後ということもあったのでしょう、思いつきで訪れ…
この日、上野公園ではネパールをテーマにしたブース=テントが立ち並び、屋台の飲食店なども立ち並んで、ちょっとしたネパール村といったところ。彫の深い海外の人たちが多く集まっておりました。 さて、ルーブル美術館展は最終日の前日ということもあり、い…
お昼までは台風が猛威を振るっていて、総武線もまったく動かず。 本当に会場に行けるのかな、いや待てよ、そもそも開催できるのかな?という状況だったのだけれど、電話すると「予定どおりやります。気を付けておいでください。」とのこと。いや総武線も全く…