落語『5月上席 昼の部』鈴本演芸場

f:id:alpha_c:20120519094503j:image:left今日の寄席では、相変わらずの軽妙さで桃月庵白酒が観客に受けていた。語り口が面白く飽きさせない。

中入り後の昭和のいる・こいる、ツッコミ役はずいぶんお疲れで大丈夫かしら、という雰囲気だったが、いつもの定番のネタのやり取りながらこれも受けはよかった。

トリの林家正蔵、ひところテレビ出演が多かった頃にくらべ、ずいぶん落ち着いた雰囲気となり寄席の人となっていた。観客をきっちりとつかんでいたが、うまさを超える噺家としての個性のようなものが出てくるのはもう少し先だろうか。

さすがにゴールデンウィークの最終日ということもあり、満席とまではいかなかったようだ。