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映画『レスラー』監督:ダーレン・アロノフスキー、2008年

かつてマジソンスクエアガーデンで世紀の闘いを演じて見せたランディ(ミッキー・ローク)だが、全盛期をとうに過ぎ、現在は地方の会場を安いギャラで巡る日々である。金もなく、トレーラーハウスに住むもののそこも家賃滞納で追い出されてしまう始末。楽しみと言えば場末のストリップまがいのバーに通ってキャシディ(マリサ・トメイ)に会うくらいだが、彼女からも愛想を尽かされようとしている。レスラー仲間からは慕われているものの、実際はリングに上がるのが精いっぱいで、観客が喝采する派手に流血したりトップロープから飛び降りるスタイルのレスリングはもう身体が受け付けなくなってきている。

そうしたなか、派手な試合を行ったランディはとうとうロッカールームで倒れ、病院に担ぎ込まれ、心臓手術を受けることとなる。そんな彼にはたった一人の肉親である娘がいた。

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■感想(個人的評価:★★★★-)

これは心にジーンと染み入る名作でした。こうした仕立てのドラマはよくあるものです。ですが、やはり作り方しだい、俳優しだいというのか、ランディの人柄、そして周りの人々とてもよく描けていました。