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今年の観劇三本(前年以前の公開作品や映画・DVDにより視聴したものを含む)

今年は、自分の中であまりテーマが見つからない一年でしたが、それなりに観劇はしていたようです。

バレエ、歌舞伎・・・古典は筋も知っているし見やすい、ということはあったのでしょう。

さて、そうした観劇でも部分部分では、瞠目するような場面もありました。メトロポリタン歌劇場の『アイーダ』(もちろんライブビューイング)、このオペラの凱旋の場面は真に壮麗で見事なものでした。しかし、『アイーダ』の場合、自分にとってはどうしてもその後が冗長に感じられて仕方ないのです。墓の中などは本当に陰陰滅滅の最たるものかと思います。

歌舞伎は相も変わらずでしたが、様式美と雰囲気は楽しませていただきました。歌舞伎はそうした落ち着いた楽しみ方が一番合っていると思います。掛け声をかけられるようになるともっと面白いのでしょう。

さて、そうした中で今年の印象に残った舞台は以下のとおりでした。


3位 落語『三越納涼寄席』三越劇場(2013年7月鑑賞)

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この日のトリは桂歌丸さんの「江島屋怪談」でした。

歌丸さんの噺は折り目正しく、聴いていて嬉しくなります。

納涼寄席らしい怪談話、じっくり聴かせてもらいました。


2位 落語『第39回読売GINZA落語会』ル テアトル銀座(2013年2月鑑賞)

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この日は、トリの柳家喬太郎さんの「宮戸川」(後半)に尽きました。

前半部分の「お花半七馴れ初め」はよく演じられますが後半は初めてです。

それにしても見事な語り口でした、この噺は喬太郎さんの十八番なんでしょうね。

雨の音が聴こえるようでした。


1位 バレエ『海賊』ボリショイバレエ団(ライブビューイング、2013年10月鑑賞)

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ボリショイバレエ団、観るたびにフォーメーションが本当に見事だと思います。

主演のルンキナもしなやかで美しい舞踊でした。

海賊は正直なところ通して観たことはありませんでしたが、長い演目なのにまったく飽きさせません。

とりわけなんと言っても「花園」、これはため息が出るほど素晴らしいですね。