考えたこと

身の回りの神話

無条件に、というわけではないけれども、なんとなく「そういうもんでしょう」とか「そうあるべきでしょう」と思ってしまっていることはいろいろある。 でもホントなの?というところを、掘り下げないと足を取られることがある。 例えば、 人のちからは無限の…

規則正しい生活

規則正しい生活というけれど、これは「言うは易く行うは難し」の典型かもしれません。一日の計画を立てて、筋道どおりに自律できればよいけれど、気が散りがちの自分からするとそんなことが実現できた験しはなかなかありません。 特に一日の生活の中で睡眠は…

日曜日の過ごし方

日曜日はある意味ゆううつという人が自分を含めて多いのではないでしょうか。 土曜日はいいのですが日曜日になるとどうしても「明日からこれをやり・・・」が現実的に目の前に迫ってきてしまうということがあります。テレビを観ていても、もはや「サザエさん…

「最適空間」は常に変わる?

自分のいる空間、そして日常の道具や情報管理などすべてのものについて、われわれは一定の秩序を作ろうとします。 この過程は、ある目標に向けてマッシグラに進む、というものではありません。 必ず、そのときどきで、自分の暮らし方や重要視するもの、取り…

「アーカイブ」の効用

人間、周りがごちゃごちゃしていると何もできない、ということが実際にあると思います。 作業環境は言うに及ばず、頭の中が整理されているかどうか、ということは何かをするにあたり決定的に重要です。 しかしながら、これも当然のことながら、何かをすれば…

電子書籍化は役に立つ?

これまで、自炊により自分の蔵書を電子書籍化する作業を断続的に続けてきました。今のところ以下のような状況です。 一般書籍 :256冊 雑誌・冊子:77冊 研修資料 :56冊 まだまだかも知れませんが、ここまで来るのはそれなりに大変でした。 ですが、では「…

断捨離をほぼ終えて

断捨離という言葉、とても長いブームとして続いているように思います。 ブームの発端となった、やましたひでこさんの『新・片付け術 断捨離』が2009年12月の出版ですから、現時点(2014年1月)で、かれこれ4年が経過したことになりますね。 日本家屋は一人あ…

《編集中》なぜ、こうした世界を構築できたのか

○経済社会の基本的な構造 もともと狩猟や採集で生き永らえていたヒトがこうしたさまざまなモノに囲まれた生活を送っているのか。 基層には、日々の食のためだけに暮らす生活ではなくなったということがある。それまでは日々を食いつなぐことだけが重要な課題…

自分の立ち位置

現実の社会では、その地位に関係なく人は不自由であることが多い。ある意味では地位が高ければそれなりの権限があるわけだから自由と言えるのかも知れないが、一方では、組織の可視的な、また不可視のルールに縛られるのがそうした人々でもある。 他方、とく…

ブログと人生の交差

例えば、自分が映画やコンサート、あるいはレストランなどに行き、その感想をブログに記録する。そんなことをする人は世に多くいるので、必ずといっていいほど同じ映画なりコンサートに立ち会った人、同じレストランで食事した人もブログを残している。(検…

論理的な思考と社会把握

論理は立論内容の根拠付けを行うものであるが、これは別の側面から見ると、あるものと別のものの関係性を立証することでもある。 こうした作業は、社会において生じる事柄の因果関係を突き止める行為にも似ている。 物事は言葉の世界で起きているわけではな…

人間と情報

少なくとも、インターネットなどから受ける情報が人の教養に及ぼす正の効用はそれほどないはず。というのも、昔の教養人はそんな道具の持ち合わせなどなくもっぱら書物と自身の考えを深めることで幅広い教養を身に付けていた。 情報の水路の確保は、不必要な…

SNS、Twitter

それぞれの人の持っているポテンシャルや歴史はそれなりに大きいものだ。 今はそれを結ぼうとしてSNSやTwitterなどの取り組みが盛んだけれど、実はあまり人間性の向上に繋がらないどころか、言葉の使いかたにも顕著に見られるように、逆に劣化につながってさ…

昔のひとの筆跡

学生のとき、明治時代初期の戸籍をデータベース化する作業に当たっていた。当時の公文書はもちろん墨と筆で記載されていたわけだけれど、その筆跡が確かなものだったことが今更ながら思い返される。 当時の教育水準の高さといった一般的な言葉で括られがちだ…

ゆっくり動くことの効用

自分もそうだが、どうもせっかちに動きすぎるきらいがある そして、その反対に、やる気にならず、何もしないことも多い こうしたことを見るに、行動と考えがバラバラになっていることがあるのではないか 行動の一つ一つを思慮しながら行うことは本人にとって…

得意を活かす

人間は夢中になれるものにしか、所謂「労働力」以上の力を発揮できない。 以前の上司が言っていたように、自分を認識して、「苦手を克服する」よりも「得意を活かす」ことにこそ傾注すべきだ。 それが自分という存在をかけがえのないものにする。

人間を動かすもの

人間は、「~すべき」という理屈で動くものではない。 ・こういうことは面白い ・こういうことは自分の性に合っている こんな要素があってはじめて「夢中になって」取り組むのであって、いくら意義があると感じても、取り組みに結実するかは別の話なのだ。 …

言葉と生き方

「人は言葉の生き物」言葉を創り、言葉に縛られる。 自分の背骨となる言葉を自分自身が紡ぎあげることが必要。この集大成がまさに自分ということではないか。 分野を設定し、自分なりに短文をつくればよい。(生涯をかけて編集する)

人間はどんなときに喜びを感じるか

・何かを達成したとき (たかが掃除でも達成するとスッキリする) ・物事を理解できたとき ・物事が自分の配下にあると感じられたとき (スッキリ整頓された仕事、部屋など) ・人から感謝・評価されたとき ※これは岡田斗司夫さんの4類型と合致しているので…

見るだけ

ネットの使い方について、基本的には見るだけで終わり、というものは控えるべきかも知れない。どれだけ積極的にかかわることができるか、が重要。

規範について

規範、とりわけ法律は守るべきものとしてあるわけだが、「~すべき」「~するな」が過剰になるときわめて住みづらくなる、というのもまた事実だろう。 これをIT化することによりジャッジメントを簡略化することもできるだろうが、法律が実態から離れている…

富について

かつてNHKの経済ドラマ『ハゲタカ』のエンディング・テーマに使われた、エミリ・ブロンテの詩「富は問題にならぬ」(Riches I hold in light esteem)、意味深い詩だとおもわれるので掲載した。 「富なんてものは問題にもならない。 恋だって、考えただけ…

豊かさについて

豊かさについて考えているわけだが、これについて当然ながら経済的な価値であれこれいうこと自体あまり意味がない。したがって経済学でも人間の豊かさについて、貨幣的価値の増加という側面について言及していても、じゃあ一体なんだということについては、…

死への恐怖は誰でも持っており、誰もがそれを迎える。

おそらくそれを迎えるとき、一部の人を除き人間はもっとも苦しむだろうと思う。ただ、それを考えていま生きていることに対し希望を失ってしまうのは、少し違うのではないか。 死の間際の人間はおそらく人事不省の状態にある。したがって、その瞬間と、行き続…

富について

富とはなにか、をよく考えるようになった。 富は、それが貨幣から資本へと転化することにより、人間が「仕事」として行ったきた領域をカバーすることが可能である。 したがって、富を蓄積することは、そのまま人間としての行動領域を退化させ、いわゆる「脳…

100%信用する、しかし100%の信頼はない

プロフェッショナル・仕事の流儀で、こうした言葉があった。 任せ切りにしてしまうのではなく、全体を必ず上に立つ者が目配りをするということだ。 これが、組織の中でお互いが注意をし合い、重大な結果につながりかねないミスを予防することにつながる。ま…

社会科学では、人及びその構成体である社会を分析対象としている。

その際に分析をしやすくするため、人を一定の型にはめて考えを始める。いわく、合理的経済人、など。法律においても考え方は同じで、自由や人権の考え方などは、教養の高い人々を前提として構築されている。 しかし、現実は、マスコミ文化の影響か、考えるの…

しばらくごぶさた

仕事についてはいつまでも素人では仕方がない。 新しい仕事についてはどうしてもそうした側面も仕方ないが、どんな仕事においても共通して利用できる知識や経験があることが重要だろう。 ・文章力 ・構成力 ・構想・企画力 ・情報収集力 ・コンピュータリテ…

仕事について

能力開発と同じように、仕事についても、どれだけ自発的に取組めるかがもっとも重要なポイント。 指示待ちではなく、目的を共有化してこれを具体化する。 今日テレビで見たように、少人数で進めるのがもっとも効率的だろうと思う。 (民主的を実現するパター…

OUTPUT方法論

・一番OUTPUTしやすいのはPDA端末 ・しかしそれをどこに保存するか、GOOGLEかブログか? ・PDAからだとブログもGOOGLEもできない。すると新たなPCが必要か ・OUTPUTするのは何か 1.読書 2.考え 3.美・音楽 4.旅行 …