映画『ダンケルク』監督:クリストファー・ノーラン、2017年、シネマイクスピアリ

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■あらすじ(Wikipediaより)

第二次世界大戦初期の1940年5月26日から6月4日。イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍兵はダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていた。
英国陸軍の兵士であるトミー二等兵ダンケルクの街で、自身の分隊がドイツ軍の銃撃で全滅し、武器も失った状態で一人、撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってくる。彼は友軍の兵士を砂浜に埋葬していた、ギブソンという無口な兵士と偶然出会い、行動を共にすることになる。
一方、ダイナモ作戦による民間船徴用で、自身の小型船の徴用命令を国より受けたドーソンは、息子のピーターと、ピーターの知り合いであるジョージと共に、英国兵士たちを母国に運ぶため、ダンケルクに向けて出港する。
そして、英国空軍のパイロットであるファリアとコリンズは、スーパーマリン スピットファイア戦闘機を駆り、ダンケルクでの撤退行動を阻害するドイツ空軍への阻止攻撃に赴く。
トミー達は、ドイツ軍の攻撃にさらされながら母国に帰るべく、わずかな数の救助船に乗ろうと奮闘する。

 

■感想(個人的評価:★★★--)

ダンケルクの撤退劇を、撤退する兵士、救出に向かう船長、戦闘機の搭乗員などの視点からリアリティ溢れる再現を行った映画でした。

それぞれのアクターの感情を交えながら淡々と進んでいきますが、当時においても爆弾や銃撃を用いての戦闘は圧倒的で、現実としての戦争を改めて認識する機会となりました。

これは、イギリスやドイツの国民が見るとまた視点が違って、さらなる深みを感じさせるのではないかと思います。