今年の映画三本(前年以前の公開作品やDVDにより視聴したものを含む)

今年見た映画の中で秀作(前年以前の公開作品やDVDにより視聴したものを含む)を選んでみました。

今年は、ストリーミングサービスも活用しながら81本の映画を観賞しました。


3位 小津安二郎東京物語』1953年(2014年5月観賞)

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復興が進む1953年の日本の風景はとても懐かしいもので、現代とはまったく違う日本でしたが、この作品を改めて見ると人間関係についてはそれほど変わっていないところがあるように思われてならないのです。


2位 ジャン=マルク・ヴァレダラス・バイヤーズクラブ』2013年(2014年11月観賞)

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マシュー・マコノヒー、そしてジャレッド・レトの演技が見事でした。ここまで役作りができるというのは名優の証です。珍しく繰り返し見て見飽きませんでした。


1位 ザンドラ・ネッテルベック『マーサの幸せレシピ』2001年(2014年9月観賞)

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ドイツ人とイタリア人、この気質の違いをとてもよく表現できていました。配役がとても上手だったと思います。またマーサの見せるプロ意識の強さのようなもの、そしてリナに、最後にはマリオに見せる親愛の情が見事に描かれた作品だったと思います。