映画『マンデラ 自由への長い道』監督:ジャスティン・チャドウィック、2013年

ネルソン・マンデライドリス・エルバ)は、南アフリカに生まれ、そしてアパルトヘイトによる差別を受けて育ち、そして弁護士となった。この差別的状況を自らが変えたいと思い、人々に演説し、白人専用の車両に乗り込むなどさまざまな企てを起こすけれども、ことごとく白人たちにはねのけられてしまう。彼はANCという組織を作り、役所など主要な施設を爆破するなどの過激な行動に出るが、これがもとで逮捕され、終身刑を宣告される。外界から隔絶された島で一緒に収監された仲間たちと重労働に従事するなかで、彼は対立ではなく対話が必要なのだと強く考えるようになる。

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■感想(個人的評価:★★★--)

獄中で長い期間を送り、そして南アフリカアパルトヘイト廃止への大きな原動力となったマンデラ大統領の足跡を追った話でした。妻や子との関係に着目して「人間マンデラ」を描き出した作品でした。