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映画『PARIS』監督:セドリック・クラピッシュ、2008年

ムーラン・ルージュでダンサーとして活躍していたピエール(ロマン・デュリス)は、体調の異変を感じ、診察を受けたところ、心臓の病で移植を必要とする状態にあることを告げられる。彼はダンサーの仕事を辞め、姉のエリーズ(ジュリエット・ピノシュ)とその三人の子どもたちと暮らし始める。彼は家から出ることもなく窓からさまざまな人間模様を眺め、自分の行く末を考える。

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■感想(個人的評価:★★★--)

これはまさに「フランス的」な映画です。パリの街で生きる人々一人ひとりが主役のような映画でした。パリという街でしか生まれないような思考様式というものを見せられた感がします。より言葉を加えると、あのような完成された街では、人は哲学的に、つまり内面に向けて深く沈みこまずにはいられないということです。