『森麻季+ニューフィル千葉弦楽アンサンブル名曲コンサート』習志野文化ホール

金曜日の19時からというなかなか良い時間帯のコンサートでした。

弦楽アンサンブルによる「水上の音楽」から始まって、ヘンデルの歌曲を森麻季さんが歌います。

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バッハ、マスカーニと耳になじんだ名曲ばかりで、これを森さんが歌い上げます。声質はリリコ・レッジェーロでしょうか。

なかでも休憩をはさんだ後半の「ムゼッタのアリア」がよかったです。森さんは2010年にトリノ王立歌劇場でムゼッタ役で出演しており、ご自身が得意とする曲の一つなのだと思います。「坂の上の雲」も秋山兄弟の戦場での活躍を思い出させるいい歌声でした。

ニューフィル千葉のみなさんの演奏も、日本の唱歌など心にじんわりと沁みる演奏でした。これこそが大事にしないといけない日本の文化なんだなあと思います。