映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』監督:マット・リーヴス、2014年

人類は猿をもととするウィルスの大流行により、抗体を持っているものを除き、全て死滅した。一方、高度な知性を備え、猿のコミュニティのリーダーであったシーザーであったが、人類の生き残りと山中で接触することになる。彼は銃で仲間が傷つけられ、激昂するが、共存を望んでいる彼は銃撃した人間を立ち去らせる。これに我慢できない好戦的な猿のコバは、シーザーの指示を破り、自ら人類との戦争を起こし、絶滅させようと企んでいる。そして、人間たちは暮らしに必要な電力を得るため、改めて猿たちと接触せざるを得いない状況に置かれるのだった。

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■感想(個人的評価:★★★★-)

前作に引き続き、スリリングな場面の連続で二時間を超える映画ですがほとんど息を尽かせません。ただし、今回は決して戦争が絶えることのない人間社会への教訓めいた部分も感じられ、これをSFという形式で表現するのがどうなのかな、という疑問はありました。