歌舞伎『八月大歌舞伎(第三部)』歌舞伎座

八月の歌舞伎は三部構成になっています。今日は第三部を観てきました。

『勢獅子』これも曽我兄弟に関連する演目なんですね。浅黄幕が切って落とされた華やかな勢揃いから始まり、それぞれが持ち味を生かした舞踊を見せてくれました。獅童はやはり舞台映えがしますね。

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怪談乳房榎三遊亭圓朝の落語をもとに作られた歌舞伎で夏らしい怪談話です。ニューヨークのリンカーンセンターで公演したばかりの演目で、クライマックスでは本水を使った立ち回りがあります。

ここでは勘九郎が、父勘三郎かと見まがうばかりの役者ぶりを発揮していました。

引けたのが9:20、ヨーロッパのオペラでは真夜中近くまでというのもありますが、日本ではかなり遅い時間になると思います。

満足して帰りました。