規則正しい生活

規則正しい生活というけれど、これは「言うは易く行うは難し」の典型かもしれません。一日の計画を立てて、筋道どおりに自律できればよいけれど、気が散りがちの自分からするとそんなことが実現できた験しはなかなかありません。

特に一日の生活の中で睡眠はとても重要な要素で、これがきちんとなされていればこそ、規則正しい生活が実現できることは言うまでもありません(寝ていないことが却っていい意味でパワーを抑えられるということもありますが)が、規則正しく睡眠できるというのは難しいことでもあります。

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先日研修資料を読んで一つ参考になったことがありました。規則正しい睡眠のためには通常は寝る時間を決めて起きる時間を制御する「早寝早起き」という形で実現しようとするのですが、その研修で精神科の講師の説明するところによるとはそうではなく起きる時間を決めて自然に寝る時間が定まってくるという方が現実的であるというのです。

自分なりに言葉を換えると、一日のスタートの時点にくさびを打つ形式とでも言えるのではないかと思います。24時間のある一点にくさびを打ち、それにしたがって規則正しさが後からついてくるというのはとても現実的で有用な考え方ではないかと思いました。