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映画『マレフィセント』監督:ロバート・ストロンバーグ、2014年

シャルル・ペローのおとぎばなし『眠れる森の美女』、王国にようやく生まれたプリンセスが、妖精の呪いをかけられ、16歳の誕生日に・・・というあのお話を再構成したディズニー作品です。

この作品では、通常「悪の妖精」として描かれるカラボス=マレフィセントを、力を持っているがゆえに国の対立に直面し、敵国男性との愛からも裏切られる悲しみに満ちた存在として描いています。

そんな彼女が、自ら呪いをかけたその男性の娘であるオーロラの無垢の姿に心を打たれ、その呪いを自ら解くために昔愛した男性が王となり支配している敵国、自分を捕える仕掛けを張り巡らしているその国へ向かいます。

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■感想(個人的評価:★★★★-)

卓越した映像技術により、ストーリーである中世の魔術的空間がよく描写されています。あまりにストーリーが違いすぎるのに驚きますが、これは現代のテクノロジーを利用した再構成というべきもので、こういった解釈は大いに評価できると思います(王子の存在だけは多少疑問が残りましたが。)

マレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリーの存在感、表情の使いかた、冷ややかだけれどもどこかに温かさをもったその演技は見事に尽きると思います。