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映画『インセプション』監督:クリストファー・ノーラン、2010年

標的の夢の中に入り込み、アイデアを盗み出そうとするコブ(レオナルド・ディカプリオ)は、標的であるサイトー(渡辺謙)から見出されて逆に仕事の依頼を受けることとなる。その仕事とは、エネルギー関係の巨大企業の御曹司であるロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィー)の夢に入り込み、意識を操作して企業を崩壊させようとするものであった。コブは、アメリカに残した子どもと再会するためにもこの仕事を受け、国際旅客機の10時間のフライトでこの作戦を決行するのだが・・・。

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■感想(個人的評価:★★★★-)

構想が壮大で、テーマとしても興味深い映画でした。力を入れて作っているのがよく分かります。夢の中に自分の世界を構築しようとするコブが、夢自体を現実ととらえ、死を選んだ妻のモルとの葛藤がよく描写されていました。夢にいくつもの階層を設けている部分、現実と夢を見分けるためのトーテム、エッシャーのだまし絵など興味を惹かれる要素が多かったです。やたらと銃撃戦が多いのは少し興ざめで、もっと夢そのものを深く掘り下げてもよかったかと思います。