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歌舞伎『仮名手本忠臣蔵 四段目・道行』歌舞伎座

先月の顔見世に引き続き、今月の歌舞伎座も『仮名手本忠臣蔵』通しでやっています。

先月は「大序・三段目」を観ましたので、配役は全く違いますが四段目から観ることとしました。

と言っても、本当は改めて大序から観るはずが、寝坊によりそうなってしまいましたのです。

さすがに朝10時30分に到着したのでは・・・無理ですね。

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「四段目」は「扇ケ谷塩冶判官切腹の場」と「表門城明渡しの場」からなっています。

イヤホンガイドでも説明がありましたが、この切腹の場は「通さん場」ということで、幕が開いて10分ほどすると客が遅れて劇場に入ってくることを禁止するのだそうです。それだけ重要かつ深刻な場面だということで、「通さん場」を設けているのはあらゆる歌舞伎の中でもこの演目のこの場だけなのだそうで。

この場面は、上意として切腹を申し渡された塩冶判官が国家老の大星由良之助の到着を今か今かと待つ緊迫のひととき、そして主君の切腹後の由良之助のふるまいなど、注目すべき場面が多くあります。

城明渡しの場では、決起を呼びかける家臣たちとこれを諌める由良之助のやり取りなど、忠臣蔵全体を通して緊張度の高い場面でした。

(とは言いつつ、疲れが出たのか睡魔にも襲われ・・・。それも歌舞伎でしょう。)

「道行旅路の花婿」は、勘平・おかるの都落ちの場面です。海老蔵玉三郎がこれを勤めましたが、本当は真夜中という場面設定なのですね。明るい舞台とは対照的でちょっと不思議な気がしましたね。