ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013(パリ・至福の時)二日目、東京国際フォーラム
爽やかな空気に満たされた連休の中日で、屋台なども多く出店し、お祭りムードに満たされた中での開催となった。
今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は「パリ、至福の時」と題され、フランス・スペインをテーマに据え、ラヴェルやファリャなど同国を代表する作曲家の作品が多く演奏された。
「ボードレール」と名付けられた大ホールでは、ラムルー管弦楽団やシンフォニア・ヴァルソヴィアによってラヴェルのピアノ協奏曲が演奏された。
特に印象に残ったのは左手のためのピアノ協奏曲で、ボリス・ベレゾフスキーによる力強くシャープな演奏だった。
また、なんと言ってもラムルー管弦楽団の演奏でアンコールで登場した佐渡裕さんは本当のサプライズだった。波を起こすかのようなラヴェルのボレロを聴くことができた。