『ベルリン・フィル in 銀座』
銀座のソニービル8階OPUSで、ベルリン・フィルによる演奏を最新の技術による映像および音源(4K/60pの映像、DSD録音再生による音声)で上映する試みだった。
演奏されたのは、
- チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲 第三楽章」ジョシュア・ベル(ヴァイオリン) マイケル・ティスソン・トーマス(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- リヒャルト・ワーグナー「ワルキューレの騎行」サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
とくに「ワルキューレ」が見事で、まるで自分が指揮者として演奏を聴いているかのような錯覚を覚えるものだった。
前半の、映像はなく音楽のみ流した部分(チャイコフスキー)については、少し前には五嶋みどりのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲だったという。これもぜひ聴いてみたかった。
この技術が確立・普及すると、さらにライブビューイングが楽しくなるだろうと思う。