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バレエ『くるみ割り人形』英国ロイヤルバレエ(シアタスカルチャー)

前日にロンドンのコヴェントガーデンで行われた公演を「中継」で放映する試みで、今シーズンについていえばすでに上映された『白鳥の湖』についで第二弾ということになる。

f:id:alpha_c:20121222210149j:image:leftこの『くるみ割り人形』、演出はピーター・ライトによる英国ロイヤルバレエの伝統的な版だが、ワイノーネン版と比べ、自分はクララの夢がより温かく包まれて実現するように思われるこちらの版が気に入っている。

この版をいろんなダンサーが演じてきたが、2001年の吉田都金平糖の精)/ジョナサン・コープ(王子)/アリーナ・コジョカル(クララ)/アンソニー・ダウエル(ドロッセルマイヤー)の公演がもっとも印象に残る。

今回の公演では少しずつ振り付けを変えているところはあったもののほぼ原型を重んじていた。配役はロベルタ・マルケス金平糖の精)/スティーブン・マックレー(王子)/メーガン=グレース・ヒンキス(クララ)/ゲイリー・エイヴィス(ドロッセルマイヤー)だった。ロベルタ・マルケスは可愛らしさが目を引く振付だった。マックレーは踊りがきっちりしている。このほかアラビアの踊りのメリッサ・ハミルトンも印象に残った。

比較してしまうとやはり2001年版が、ということになってしまうが、とても水準の高い内容で心から楽しめた。