映画『マンマ・ミーア!』監督:フィリダ・ロイド、脚本:キャサリン・ジョンソン、2008年

ソフィ・シェリダン(アマンダ・セイフライド)はギリシャの美しい海に面した島で母のドナ(メリル・ストリープ)と二人で小さなホテルを営みながら生活している。彼女は自身の父親を知らなかったが、成長して結婚することになり、バージンロードを父親と歩きたいと思うようになる。ソフィは母の日記を盗み読みし、当時母が付き合っていた男性三人に招待状を出す。

父親候補三人は連れだってソフィの島に訪れる。ドナは驚き、彼らを拒否する。しかし娘の結婚を迎え、お祝いムードで盛り上がっていくなか次第に彼らを許し、受け入れる気持ちを持つようになっていく。

f:id:alpha_c:20120930003333j:image:left全編ABBAの曲に彩られ、青く澄んだ空と海、そして登場人物の底抜けの明るさが印象的なミュージカル映画だった。ABBA自身が歌う場面は最後のエンディングクレジットの部分だけで、あの艶のある歌声があまり聞けなかったのは残念だったが、若さと元気が全編を覆っていて爽快な作品だった。