『アートアクアリウム展2012』日本橋三井ホール

夏の風物詩といえば金魚、その金魚をさまざまな水槽で、しかも音楽や光や映像による演出を加えて展示する催しだった。

f:id:alpha_c:20120831224103j:image:left日本橋という地の利もあり、来場者は平日夜にしてはとても多かった。「めざましテレビ」で紹介されたようでコマーシャル効果もあったようだ。見なれた出目金や朱文金、ほかにもさまざまな種類の小さな、大きな金魚を見ることができる。

f:id:alpha_c:20120831224102j:image:leftそんな金魚が、演出を兼ねた水槽(巨大な金魚鉢のような、水が溢れ出る、また影絵が写される、)でゆらゆらと泳いでいた。

なかには数百ぴきもの金魚が泳いでいる水槽もあった。

豪華だった。けれど、金魚はやはりけだるい昼の日差し、あるいは縁日のアセチレンランプが似合う。

子どものころは、ややもすればすぐに破れそうになるポイを慎重に扱いながら金魚すくいをして、獲った金魚を持って帰るのが楽しかった。今日の金魚はカクテル光線に照らされてビックリしていたのでは。