自分の立ち位置

現実の社会では、その地位に関係なく人は不自由であることが多い。ある意味では地位が高ければそれなりの権限があるわけだから自由と言えるのかも知れないが、一方では、組織の可視的な、また不可視のルールに縛られるのがそうした人々でもある。

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他方、とくに地位には無縁の大多数の人々はどちらかと言えば自由に振る舞える立場にありながら、これも頭のなかでこうして振る舞うことは自分には許されていない、と妙な理屈を自製して自制してしまうことが多い。このため、組織に属していると、その年数が長いほど、また自分なりの視点を確立できないほどひとは不自由になってしまう。不自由になってしまうと、没個性となり、課題解決への対応もステロタイプ化してしまう。

こうした状況を抜け出すには、自分の強みを認識し、その視点から「こうすれば」という取組を重ねることしかないのではないか。