スーパーバレエレッスン <終> ロイヤル・バレエの精華 吉田都(14)「総集編」

ジゼルではステップにおける呼吸の重要性が強調された。立ってから伸びる。

ラ・フィーユ・マル・ガルデでは、指輪を本当につける感じで。人間は楽しいとき、悲しいときどんな表情をするのかをよく観察すること。

シンデレラでは、ほうきを取るときに、それを王子様だと思ってためを作ること。

英国ロイヤルにおいては、節度ある美しさというロイヤル・スタイルが求められる。

(ピーター・ライト)立ち居地や正しい技術や訓練が必要だが、踊る喜びは何より必要なことである。

眠れる森の美女、現在でも王侯貴族がいるイギリスでは特別な作品である。宝石を身体にまとっていることを楽しまなければならない。

ドンキホーテ、肩の動きを強調すること。最初の出の所から、華やかなスペインの青空を象徴するような動きで。その空気をまとって出て行くことが必要。

コッペリア、スワニルダのコッペリアに対して本気で怒るしぐさが大切。

くるみ割り人形アダージョ、お互いの力が拮抗して引っ張り合うこと。

ロメオとジュリエット、バルコニーのパ・ド・ドゥ、感情を出すこと。次のステップに行くように見せないこと。