特報首都圏「“日々の料理”は変わるのか?」

毎日の料理、身体のために必要と思っていてもなかなかできない。

85歳の料理研究家、辰巳芳子さんは「食べることは生きること」といい、厳しく食生活を指導するが、そうした姿について視聴者の多くが共感している。

(主婦)冷凍食品に頼る主婦を見て、自分と同じだと思った。子どものお弁当のための冷凍食品が日常のおかずになってしまう。

(辰巳さん)副菜はテーブルの上にどーんとあっていくらでも食べられるようにしなければならない。一度作ったら二日でも三日でも食べるようにする。

番組に対して、食の担当が女性に限られている、本来は男女ともに考えるべきではないかという批判もあった。辰巳さんの問題提起はそのとおりだが、食べてもらえなくて悲しい思いをしている人もいる。

仕事が忙しく菓子パンの食事をしている女性に対して辰巳さんは、「3年続かない、わたしたちの命は自分が思っている以上によりよく生きたいと思っている」と言った。

(一人暮らし男性)一人暮らしで、とても平日料理をすることはできないが、母親から料理を手早く行うコツを教わった。段取りして取り掛かることで手早くできる。

(一人暮らし女性)副菜を作って3回も4回も食べる。自分で作って食べることが好き。たくさん食べるようにしている。