スーパーバレエレッスン ロイヤル・バレエの精華 吉田都(8)

ロイヤル・バレエでは金平糖の精がクララの理想の女性として現われる。ストーリーも音楽も定番になっている。

デヴェロッペした脚を膝を落とさないようにして回らなくてはいけない。

くるみ割り人形のパドドゥは見た目と違って体力的には大変。ソロも長い。ステップをきちんと見せることが必要。

きちんと呼吸をすること、クロスをきちんと目立たせることが必要。音楽を聴いてきちんとつかみ、遅れないこと。ピルエットで顔がついていないといけない。

(ピーター・ライト)くるみ割り人形はストーリーのバランスが崩れているところがよい。クララをお菓子の国に連れて行くのは王子ではなくドロッセルマイヤーの甥であり、金平糖の精からなぜここに来たのかと聞かれる。ストーリーに波があるためお客さんが眠くならない。