ためしてガッテン「睡眠力UPの重大発表!」

・ 日本人の200万人から500万人が不眠といわれる。

・ しかし睡眠は劇的に改善できる。脚の不快感(ほてる、だるい、痛い、熱いなど)が原因の不眠が多い。眠ろうとすると脚がほてってくる。

・ 脚の不快感の原因は脳の神経細胞A11の動きが関係している。A11は脚からの信号を受けて、脊髄の興奮をしずめる信号を送っている。しかし、たいした刺激ではなかったものが脳内で増幅されて激しい不快感になることがある。(レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群))

・ これがなぜ横になるとやってくるのか。昼にはこの症状が出ない。夜になるとこの症状が出る。

・ 夜になると血液中の栄養素が足りなくなる。脳内のA11が元気になる物質であり、それは鉄分である。これが不足するとA11が働くなる。脚の表面ではなく奥に不快感がある、動かないときに不快感が強まる人は疑いが強い。特に生理のある女性は男性の1.5倍この症状が出やすい。

・ ぐっすり眠るための治療は、ドーパミンで80%以上が1日で劇的に改善する。これは保険適用されるようになった。逆にセロトニンではむずむずが強くなることがある。また、行動療法として脚をマッサージ、風呂やシャワー、短時間歩くなどが良い。また刺激物を避けるということがある。(カフェイン、酒などを多量に摂ること)

神経内科や精神科で相談すると薬をもらうことができる。

・ 自分でできるむずむず脚症候群の見つけ方。ベッドにリラックスして脚を投げ出して座る。脚がむずむずしてくれば症候群である。