テレビ

NHKスペシャル ドラマ『最後の戦犯』2008年

太平洋戦争の終戦を5日後に控えた日、福岡の青年吉村修は、上官の命令により捕虜となったアメリカ兵を日本刀で処刑する。彼は、終戦後名前を隠して逃亡することを指示され、何かあったときには自決できるよう拳銃を持たされる。 逃亡を経て彼は、多治見の製…

クローズアップ現代「テレビはいらない?!~急成長するインターネット放送~」

先月行われた東京マラソンでは、「走りながらスマートフォンで映像・音声を実況中継する」ランナーが現れた。現在、誰もがインターネット上で放送できる一億総放送局時代を迎えようとしている。政治家も、自分の主張の場として、内容が編集されないインターネ…

クローズアップ現代「シリーズ変わる農業 味と質で勝負 ニッポン農業に勝機あり」

日本産の農産物は、独自の技術により高品質なものを作り上げてきた。これをどう売り込むのか。 生産自体を海外で行い、現地で販売しようとする取り組みが行われつつある。 タイでは、日本の農業法人が有機農法で作ったバナナが、通常の価格の三倍もするにも…

クローズアップ現代「シリーズ変わる農業 コメ輸出 農業は再生するか」

日本の米を中国の富裕層が購入するようになってきている。農林水産省は中国に向けて日本の米を積極的に売り込もうとしている。コメ輸出で日本の農業は再生するのか。 日本におけるコメ消費量は823万トンであるのにたいし、中国では1億3,000万トンである。日…

クローズアップ現代「若い世代の自殺を防げ~境界性パーソナリティー障害~」

若い世代の自殺が増えているが、その原因の一つとして「境界性パーソナリティ障害」がある。 この障害は、突如として感情を爆発させたり、孤独感が強く、見捨てられるのではないかという恐れを常に持っている。 リストカットを繰り返したりする。自殺未遂の…

福祉ネットワーク シリーズ 動き出した自殺対策(2)「自治体の取り組みから」

12年連続で自殺者が三万人を超えている。特に三月は自殺者が多い。リスクが高いうつの早期発見のキャンペーンが展開されている。また、自殺者の時期や年代、職種などを調査した結果を対策に活かそうとしている。 自治体でも複数の部署が連携して取り組みを進…

クローズアップ現代「岐路に立つお寺~問われる宗教の役割~」

1,500年にわたってお寺は日本人と密接なかかわりをもってきたが、現在、寺離れが進んでいる。大きな原因は墓を、寺の墓地から葬儀会社が運営する霊園へ引越しする動きである。 こんな中、宗教の原点に立ち戻って寺のあり方を見直そうという動きが出ている。 …

クローズアップ現代「遺族の声が司法を変えた~犯罪被害者・岡村勲さんの闘い~」

刑事裁判で三年前に被害者参加制度が設立された。この制度を作った岡村勲弁護士(81)は、自身14年前に自分の身代わりとなって妻が殺害された。そのときの裁判の経験から、いかに司法が被害者家族を無視して行われているかを痛感した。そして、制度の設立に…

クローズアップ現代「学ぶことは、生きること~夜間中学の現場から~」

近年、夜間中学校の予算が削減されている。夜間中学校は、全国で公立私立合わせて100校に満たない状況であるが、いじめにあい不登校となった子どもや貧しさや戦争などの理由で教育が受けられなかった人々の貴重な受け皿となっている。しかし、予算の削減によ…

クローズアップ現代「狙われたセーフティネット」

派遣切りなどで住む家を失った人などを対象とする第二のセーフティネットである貸付制度で、100万円を借りながら返さない人が7割を占めている。制度ができてたった一年でこのような状態を迎えている。また、本来貸付の対象にはならない人が貸付を受けたり、…

追跡!A to Z「増殖するヤミ金~飲み込まれる中小企業~」

最近、ヤミ金業者が資金繰りに苦しむ中小企業を食い物にしている。 返済ができなくなった中小企業経営者がヤミ金の手先になっている事例もあった。 中小企業が多く集まる大阪でヤミ金被害が続出している。ヤミ金に手を出して返済できなくなったという相談が…

クローズアップ現代「中国 水ビジネスを狙え~50兆円市場争奪戦~」

中国では、経済成長とともに水不足が深刻化しており、上下水道で50兆円のビジネスが生まれると考えられている。 しかし、このビジネスにはフランスなどの水メジャー企業(スエズ社など)がすでに参画しており、日本企業は汚泥処理など全体の一部を担う形とな…

追跡!A to Z「急成長!激安クーポンサイト」

激安クーポン、一定の申し込み数がそろわないと契約が成立しない。 また、あらかじめ申し込みの期限が定められているため、申込者にはあせりの感情が生まれ、ツイッターなどで他の人にも申し込みを勧めるという効果がある。 普段430円で売っているアイスを20…

サイエンスZERO「ウイルスでがん消滅!がん治療最前線」

がん治療は、外科療法、化学療法、放射線療法が代表的である。近年、これに加えウィルス療法が研究されている。がん細胞をウィルスで殺すものである。 ヘルペスウィルスはありふれた身近なウィルスであり、口唇ヘルペスなどがある。日本の大人はほとんどなん…

西部邁ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ~

(西部)最近酒場で「いい言葉」を聞くことができないようになっている。 (日本大学藝術学部教授 佐藤洋二郎)話は聞く方が好きだ。日本は酒場が多い。旅行のよさはいい酒場に出会えること。旅行にいけないときは駅前の居酒屋を歩いている。女性の出てくる…

仕事学のすすめ 亀田信介 病院を変える突破力 <終> 第4回

今日は、亀田総合病院で取り組んでいる医療の質をあげるための組織改革を取り上げる。 亀田さんは国際的な認証を得るための取り組みを進めたり、チームで仕事を行う仕組みを作ったり、外国人患者を積極的に受け入れしたりしている。 亀田さんは院内感染など…

福祉ネットワーク キラキラ40「夫が“切れる”とき(2)暴力の悩みQ&A」

夫から妻へのDVには身体的暴力、性的強要、心理的攻撃がある。女性の三人に一人はこの被害にあっている。 【身体的暴力】48歳女性、テレビのリモコンをぶつけられた。自分は抵抗を一切しないが夫は怒り狂っている。 →(臨床心理士 信田さよ子)まず逃げる…

クローズアップ現代「秋葉原の一番長い日~ホコ天再開の波紋~」

秋葉原の歩行者天国が今週復活した。しかし、歌や踊りのパフォーマンスは一切見られずビラ配りも禁止された。過激なパフォーマンスが横行すれば凶悪犯罪の温床になるのではないかという観点である。秩序があり、活気のある空間を作るにはどうすればよいのか…

クローズアップ現代「飛び出せ!“異能”~日本の閉塞(そく)感を打ち破れ~」

マーク・ザッカーバックは、フェイスブックを創設、5億円の収入を得ている。ザッカーバックの行動は非常に特異である。日本にも企業にはなじめない奇抜な行動の持ち主がいる。そうした人々の力を活かすことが求められている。 スティーブ・ジョブスは「特異…

追跡!A to Z「消えた家主を追え」

東京都世田谷区は有数の高級住宅地だが、空き家が急増している。売れば2億円は下らない物件が放置されている。東京都心の空き家は十万戸でありこの10年で40%も増加した。ゴミの不法投棄や老朽化による倒壊、火事などの危険があり近所から苦情が出ている。消…

仕事学のすすめ 亀田信介 病院を変える突破力 第3回

仕事学のすすめ 2010年12・1月 人間力養成術/病院を変える突破力 (知楽遊学シリーズ) 作者: 丹羽宇一郎,亀田信介,勝間和代 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 2010/11/25 メディア: ムック 購入: 6人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (2件) …

クローズアップ現代「“チャイナドリーム”を追いかけて」

中国に就職先を求めたりや中国国内で起業を行う人々が増えている。 中国に進出している日系企業は29,876社にのぼる。 出井香里さん、日本企業に属し中国へ派遣されたが、一年で日本へ呼び戻されることになり中国へ魅力を感じていたため、現地の広告代理店へ…

NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか(2)陸軍 暴走のメカニズム

陸軍の組織の問題をとりあげる。陸軍は戦前の最大の官僚組織であり、日本を戦争に引き込んだ主犯といわれる。しかし、まっしぐらに戦争に進んだのではなく、いくつかの誤算の結果として戦争に突入することとなった、というのが真実のようである。 鈴木貞一元…

クローズアップ現代「どうなる菅政権~民主党・岡田幹事長に問う~」

都市部以上に地方では民主党に対する向かい風が強い。あいさつ回りは、おわびからはじまる状況である。 茨城県議会議員選挙でも23名の候補を立てながら6名しか当選しなかった。 民主党への支持をつなぎとめるために、県連幹部との話し合いを続けている。 菅…

ためしてガッテン「○○でがん死亡率激減!?超健康パワーの裏ワザ」

静岡県掛川市では、がん、心疾患、脳血管疾患の死亡率が県平均よりも10~20%ほど低い。 長寿獲得コストは、病気にかからず健康で長生きするお年寄りが多いほど低くなる。沖縄県の北中城村では老人医療費が一人当たり880,000円くらいだが掛川市は650,000円ほ…

クローズアップ現代「アンドロイド“人間らしさ”の追求」

日本はアンドロイドの研究で世界をリードしている。人らしさを表現するよう研究者は努力している。また、人間に受け入れられるかどうかのテストが行われている。 産業用ロボットはすでに広範に普及したが、これからはアンドロイドが普及しようとしている。 …

クローズアップ現代特集「“ウーマノミクス”が日本を変える」

ウーマノミクスはさまざまな商品を生み出しているだけでなく、仕事の進め方自体を変えようとしている。 社会の閉塞感を打開する鍵としてウーマノミクスが注目されている。女性の社会参加による暮らしやすい社会を作る動きは今や世界の潮流である。 男女平等…

プロフェッショナル 仕事の流儀「“夢の医療”に挑む~再生医療・岡野光夫~」

<途中から>自分が暗闇の中に入って戻れなくなるような気分に襲われることが研究者にはある。そんなときは原点に戻ることである。 最初は人工細胞がボロボロになってしまったが、実験を改めてやり直したところ、ようやく人工細胞に血管の生成を確認すること…

NHKスペシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか(1)外交敗戦 孤立への道

当時の証言テープを見ると、列強は日本の満州進出等について容認していたことがわかる。 1932年、リットン調査団の報告を受けてイギリスのサイモン外相は、日本に対して満州を国際管理としてそこに日本も管理者としてあたるという妥協案を提案した。 松岡洋…

日曜美術館「夢のオルセー美術館 傑作10選」

<途中から> No.3:ドガ「エトワール」 No.4:セザンヌ「サント=ヴィクトワール山」 セザンヌはポスト印象派を代表する。印象派のような一瞬の光を追いかけるのではなく、永続する堅牢な美を描いた。「リンゴでパリを驚かせてやる」という言葉にも表れてい…